第6回 日本体育大学 学生メディカル・ラリーを開催しました。
2024年 11月9日(土)日本体育大学 横浜健志台キャンパスで、恒例になった第6回の学生メディカル・ラリーが開催されました。
メディカル・ラリーとは、救急・災害医療でのリアルに近い疾病や外傷などの想定を作り、特殊メーキャップを施した模擬患者に対して、医師、看護師、救急救命士などの医療従事者が4~6名でチームを組んで、出動指令に従って指定された場所に出動して、限られた時間内に初動対応や応急処置などの医学知識と治術を競う競技会です。このイベントはチェコ共和国で発祥し、その後日本各地で開催されています。
日体大の学生メディカル・ラリーは、2018年に11月に第1回が開催されて、今や全国の医療系大学・養成校の学生のためのイベントとして定着しました。日体大の救急医療学科の学生と大学院生によって運営されています。
今回は、全国の医学生、救急救命士学生、看護学生がチームを組んで11チーム、88名と見学者10名の学生が参加しました。
今、救急医療現場では、医療系のメディカルスタッフの各多職種がお互いに一緒に連携して傷病者に対応する時代に突入しました。(医療系)学生時代から医学生、看護学生、救急救命士養成学生、薬剤師養成学生らが一緒になって学習する大学-大学間連携も増えています。日体大救急医療学科のシミュレーション実習を見学に来る医療系大学も増えています。
今回参加した医療系学生は、各チームでお互いに交流を深め、5つの各ステーション(ST)、1.ER 2. ICU 3.虚血性疾患、4.車内分娩対応と新生児蘇生 5.映画館での災害トリアージに対して、熱心に傷病者の緊急度・重症度、病態判断をして、急変対応するシナリオにも取り組んでいました。大変有意義にラリーを楽しんでいました。
尚、今来日しているアメリカ・ワシントン州キング郡シアトル消防からのジョーダンとジュリーの両パラメディックも学生メディカル・ラリーに参加して、閉会式ではコメントをいただき、盛会となりました。
来年度の第7回も開催予定です。是非参加して、全国の医療系学生と交流し、よき友達、仲間となりその後の有意義に学生間交流を深めてはどうでしょう?
【第6回 日本体育大学 学生メディカル・ラリー参加校】
北海道看護専門学校・つくば国際大学・防衛医科大学・順天堂大学・東京医科大学・東京医療保健大学・東京科学大学・東海大学・国際医療福祉大学・日本体育大学・国士舘大学・山梨大学・大東文化大学・ベルランド看護助産大学・愛知淑徳大学・東洋医療専門学校・明治国際医療大学
【第6回 日本体育大学 学生メディカル・ラリー 結果(チーム名、ステーション名で表示)】