上五島町学生災害ロジスティクス演習
上五島町学生災害ロジスティクス演習とは
長崎県南松浦郡上五島町を舞台に、医系学生がチームを組んで実践的な災害対応スキルと人間力を高める特別なプログラムです。
本演習は、長崎大学医学部・看護学部、福岡大学薬学部、日本体育大学救急医療学科が連携し、災害現場で求められる多職種連携能力と、災害ロジスティクスの実践力を育成することを目指しています。
🌪️ 災害対応をリアルに体験する
夏の五島列島に大型台風が直撃するという想定のもと、学生たちは島内各地で様々なミッションに挑みます。
🏥 福祉施設支援ミッション
災害時における高齢者・障害者支援を実践します。現場で利用者の方と一緒に運動するなど、支援活動を体験しました。

🤝 チームビルディング
多職種の学生がグループを作り、課題をクリアする中で信頼関係を築きます。互いの専門性を尊重し、支え合う力を養います。

🏠 全戸訪問ミッション
島民のご家庭を一軒ずつ訪問し、防災情報を収集します。地域住民のニーズを直接聞き取ることで、支援活動の基礎を学びました。

🏥 病院支援ミッション
災害時の医療機関をサポート。医療チームの役割や連携の大切さを、現場さながらに体験しました。

🛖 避難所運営ミッション
実際に住民を受け入れ、避難所を設営・運営しました。現実の避難所運営の難しさや、リーダーシップ、協働の重要性を学びました。

🧠 学べること
- 災害ロジスティクスの知識とスキル(物資が不足する中で、最適な支援を届ける力)
- 医療・看護・薬学・救急、それぞれの専門職の強みを活かす力
- 仲間と助け合い、支え合う中で育つ「人間力」
限られた水・食料・電力の中で支え合う経験を通じて、
未来の災害現場で本当に必要とされる、人としての強さと優しさを体得します。
🏝️ なぜ、上五島なのか?
上五島町は、豊かな自然と災害リスクが共存する特別な地域です。
この地で演習を行うことで、「災害は遠いものではなく、すぐそばにある」というリアリティを感じながら学ぶことができます。
さらに、地域住民との交流を通じて、「地域支援」や「地域防災」についても深く理解を深めることができます。
🎯 参加対象
- 医学部生
- 看護学部生
- 薬学部生
- 救急医療学科生
- 災害支援に関心を持つすべての医療系学生
✨ Message
本演習は、未来の災害対応を担うリーダーを育成するためのものです。
他者と協働し、困難を乗り越え、支援を届ける。
そんな「人間力」を持った人材が、これからの社会に必要とされています。
知識だけでは到達できない、心と力の成長を、私たちはここで提供しています。
📸 上五島町での演習の様子
