現役消防官による講義が実施されました。
2020年度開講科目「救急車同乗実習Ⅰ」において、現役消防官による講義が実施されました。全国各地の現場経験豊富なスペシャリストから学ぶことが出来るのは、当学科の教育の特徴のひとつです。
(緊急事態宣言下でもあるため、履修学生は遠隔でも受講できるようにして実施しております。)
【2限】本学大学院保健医療学研究科(横浜市消防局) 藤本賢司講師
・横浜市消防局について
・消防救急発祥の地・救助隊発祥の地について
・消防業務について(警防業務・予防業務・司令業務)について
・横浜型救急システム・横浜市救急医療システム(YMIS)について
・救急救命士が教育手法や研究方法について学ぶこと
藤本講師からは、救急救命士が教育手法や研究方法について学ぶことの意義について、消防職員着任後においても生涯教育として必要であることを履修学生は得ることができたのではないかと思います。
【3限】川口市消防局 長谷川祐亀講師
・消防業務について(消防署の一日、採用後について)
・組織選びについて(就職先は何を基準に選ぶのか、採用試験について)
・川口市消防局について
長谷川講師からは、消防職員としてだけではなく、一人の社会人としても成長するためのメッセージを送っていただいたほか、「己のスキルを磨く」「コミュニケーションスキルを磨く」「決断することは事前に決めておく」という救急救命士として、今後臨床現場に身を置く者としても必要なメッセージを履修学生は得ることができました。
今後も本学では、常に最新の知見と豊富な経験を有した講師陣を迎えながら、質の高い教育を続けてゆきたいと考えております。