「ぼうさいこくたい2023」参加報告
防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)は、国が主催する日本最大級の防災イベントで、今年は関東大震災発生から100年の節目として、関東大震災の震源地・神奈川県での開催となりました。
救急医療学科では、災害医療分野の人材育成にも力を入れており、本イベントにも屋外展示で参加しました。来場した子どもから大人まで楽しみながら救急医療に関心を持っていただけるよう、救急車や電動ストレッチャーの搭乗体験や心肺蘇生法の練習をしていただき、救急医療学科の活動をポスターで紹介しました。9月18日には、堀井学内閣府副大臣(防災、国土強靱化担当)に本学救急車を視察していただきました。
クロージングセッションでは、本学学生が登壇し、「次世代へつなぐメッセージ」として、秋田県五城目町での災害ボランティア活動の体験をもとに、今、自分たちができることについてスピーチしました。発表した学生は、「初めて被災地を目の当たりにして、災害の恐ろしさを実感して驚きました。自分が誰かのためにこんなに頑張れるとは思いませんでした。『ありがとう』と言われたとき、学生でも被災地の力になれたことがとても嬉しかったです。今後も、誰かのために頑張ることの尊さを、仲間や後輩に伝えていきたいです。」と話していました。