横浜・健志台キャンパスでは2回目となるオープンキャンパスが昨日(9月11日)、開催されました。
多くの高校生や保護者の皆さまに足を運んでいただき、本学や救急医療学科の教育について、ハード・ソフトの両面から体感していただきました。
【体験授業】
救急医療学科はどのようなところか?4年間で何を学べるのか?
VRって何?救急医療のVRで何が学べるのか?
体験も交えてハード・ソフトの両面から本学教員がレクチャーします。

【臨地実習室】
救急医療学科が保有する最先端資器材は何があるのか?また、どのような実習ができるのか?
説明を聞くだけではなく、体験も通して知ることができます。

【救急隊活動(デモンストレーション)展示】
「救急救命士」とは何ができるのか?
救急隊活動の展示を、学生たちのリアルな姿と併せてみることができます。

オープンキャンパスは今年度後半も開催を予定しています。入試や大学生活、部活と勉学の両立など様々な疑問・質問に教職員、学生スタッフ一同が何でもお答えします!
是非とも本学オープンキャンパスにお越しください。今後もよろしくお願いします。
【現在、出願受付中】
総合型選抜 課題探求型入学試験 2022年9月21日(水)まで
https://www.nittai.ac.jp/exam/sougou/
本日、9月9日は「救急の日」です。
救急の日は、救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的として、1982(昭和57)年に厚生省(現在の厚生労働省)によって定められました。
日本体育大学では、一般社団法人F・マリノススポーツクラブと協定を締結し、クラブが取り組むAED+CPR(心肺蘇生法)啓発活動「#命つなぐアクション」を推進しています。
また、安心・安全なスタジアム運営のため、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)における横浜F・マリノス公式戦での救護活動も展開しています。
「救える命を、ひとつでも増やすために」
「救える術を、ひとりでも多くのひとに」
この想いを一人でも多くの方々に繋げてゆけるよう、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
【日体大と一般社団法人F・マリノスの取組みに関するリンク】
https://sports-for-social.com/sports/f-marinos-202209/
https://twitter.com/fmarinos_yyy/status/1568073000007892993?s=21&t=HMIOCCiuMRVlPtU1TDVTJg
https://www.f-marinos-sportsclub.com/news/hometown/2363/
横浜・健志台キャンパスで災害時の対応講習会(避難所運営HUG)を開催しました。
HUGとは、Hinanzyo(避難所)Unei(運営)Game(ゲーム)の略で、避難所で起こる様々なできごとを模擬体験するゲームです。
講習会は、日体大がある青葉区だけではなく、他の地域からも多数お越しいただき、次の内容で行いました。
1.避難所の説明
2.カードを使用した疑似体験
受講生からのご意見です。活発な意見を多くいただくことができました。
「地区別で避難者を分けることができた」
「通路を作成することが難しかった」
「今回は支援する側だったが、避難者の気持ちを考えることが大切だと思った」
支援者、避難者がお互いの気持ちをHUG(抱きしめる)できた講習会となりました。
 
 
	  
	 
	  横浜・健志台キャンパスで災害時の対応講習会(災害図上訓練DIG)を開催しました。
DIGとは、Disaster(災害)Imagination(想像力)Game(ゲーム)の略で、「地域を探求する」「災害を理解する」といった意味が込められています。
講習会は、日体大がある青葉区だけではなく、他の地域からも多数お越しいただき、次の内容で行いました。
1.地域の特徴を理解する
2.被害を想定する
3.事前対策の検討
受講生からは、危険個所が理解できた、避難経路の確認ができていなかったなどの意見をいただき、お互いの気持ちを「掘り起こす」ことができました。
地域の方々にとって、顔の見える関係ができる橋渡しになれるよう努めます。
 
 
	  
	 
	  横浜・健志台キャンパスで、実際のリアルな3次元空間がよみがえるVR(Virtual Reality)を使用した救命蘇生講習会を開催しました。
本学科では、救急指導医が監修したオリジナルのVR教材を講習会に取り入れています。
講習会は、呼吸の確認方法、胸骨圧迫、AEDの使用方法をはじめ、119番通報、活動の記録方法について行いました。受講生からは、VR教材はリアルで入り込んで見られた、呼吸の確認が難しかった、実際の人に胸骨圧迫をする際の感覚が知りたい、などたくさんの意見が出ました。
これからも、一人でも多くの命を助けることができるバイスタンダーの育成に努めます。
 
 
	  
	 
	  防災士講座3日目(最終日)です。本日は机上訓練(HUG)、復旧・復興に係る講義を実施した後、資格取得試験を実施しました。
【HUG】
HUGは、「Hinanjo Unei Game;避難所運営ゲーム」の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味や、避難者を優しく受け入れる避難所のイメージとも重ねて名づけられています。静岡県が避難所の運営を疑似体験するため、2007(平成19)年に開発したもので、本学の講座でも毎年実施しています。
参加者は、学校に見立てた図面に家族構成、年齢、性別、職業、持病など事情の異なる避難者カードが経時的に配置されてゆくものを、避難所の運営者の立場になって進め、安心・安全な避難所運営についてもディスカッションを通して学習します。
(写真)カードを用いた避難所運営の様子
 
(写真)演習後のグループディスカッション

本学ではHUGのほか、災害図上訓練「DIG(Disaster Imagination Game)」など地域防災、社会貢献にも繋がる講座を学生だけでなく、地域住民の皆さまも対象に開講しています。
お気づきの点やご質問もございました際には、本学救急医療学科までお問い合わせください。
防災士講座2日目です。
本日は、本学教員より災害情報の活用や地震等への備え、BCP(Business Continuity Plan;事業継続計画)に関する講義のほか、外部からお越しいただいた講師より、以下の講義をいただきました。
【広域・大規模火災対応】
住宅火災の予防のため、火災の種類・現況や具体的な予防方法について学習します。
過去の震災や大規模火災の事例から具体的な対策について、元消防官の講師から講義をいただきました。
【自主防災活動と地域防災計画、被害想定とハザードマップ】
地域防災の要となる防災士ですが、自主防災活動の重要性や組織体制、地区防災計画に盛り込むべき防災活動など、過去の災害事例を踏まえた実践的な計画づくりについて学習します。
本学の学生は、首都圏近郊だけではなく、全国各地から入学してきた学生も多くいます。首都直下地震のほか、各地で発生している豪雨災害・火山災害など、学生の地元でも発生しうる災害への対策とハザードマップの見かたなどについて、元自衛官の講師から講義をいただきました。
救急医療学科の学生は今後、消防機関や医療機関など様々な進路に進むこととなります。
今回の演習を通して、それぞれの活躍の場で防災のスペシャリストとして行動できることを期待します。
レポートは明日も続きます!

広域・大規模火災対応の講義

自主防災活動と地域防災計画の講義

企業・団体の事業継続(BCP)の講義【救急医療学科からお知らせ】本日から、2023(令和5)年度入学者選抜試験(総合型選抜課題探究型:10月実施)の出願が始まりました。出願期間は今月21日(水)までです。詳しくは、下記リンクからご確認ください。
https://www.nittai.ac.jp/news/nid00000545.html
本日より、防災減災対策演習(防災士養成講座)が開講となりました。
本科目は「防災士」の養成のため、日本防災士機構より認証を受けて開講しています。
【防災士】
「自助」「共助」「協働」を原則とし、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証する民間資格。
全国の地方自治体や大学等の教育機関、民間研修機関において積極的な養成が進められ、それぞれの地域の自主防災組織や学校、福祉施設、事業所等で防災士の配置・活用の動きが拡大している。2022年7月現在、認証登録者数は23万人を超える。本演習は、講義と演習(机上訓練)を中心とした3日間のカリキュラムで構成され、本日は本学教員のほか、社会貢献学会理事(元消防官)と気象予報士による講義を実施しました。
来るべき災害に備え、救急医療と災害医療、社会貢献などあらゆるニーズや場面における救急救命士の育成を救急医療学科では取り組んでいます。
レポートは明日も続きます。

社会貢献学会理事による講義

気象予報士による講義
演習最終日。本日は横浜・健志台キャンパスにて講義と実技を実施しました。
【講義科目】
1)地域のメディカルコントロールについて
昭和大学より、日本救急医学会専門医・指導医、日本DMAT・統括DMATなど救急・災害医療分野での多くの認定資格をお持ちの先生を講師にお招きし、横浜市におけるメディカルコントロール体制についてご講義をいただきました。
2)安全管理、米国パラメデッィクへの挑戦について
災害医療、救急医療の現場で第一に求められる、自己の安全確保。当大学の教員より、その重要性を学生たちは学習するとともに、これまでの災害事案からどのような安全管理が必要になるのか、今後の実習に向けて考える契機になるよう教育を実施しています。また、救急医療学科卒業生であり、米国シアトルでEMT(救急隊員)の資格を取得し、パラメディック(救急救命士)を目指している講師からも講義をいただきました。救急医療の学びの現場に踏み入れたものの、将来に迷いや不安も多く抱える学生もおりますが、教員一丸となってバックアップやサポートを受けられること、救急救命士になるための近道には「勉強」が必要であることなど、学生目線に立った助言をいただくこともできました。
【実技科目】
傷病者発見から救急隊引継ぎまでの一連の流れを習得することのできる「JPTECファーストレスポンダーコース」を開講しています。学生たちのなかには、日産スタジアムでのJリーグ公式戦救護活動にも参加している者もおり、実践的な救護活動について知識と技術を学習できたことと思います。
※ JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)
病院前救護にかかわる人々が習得すべき知識と体得すべき技能が盛り込まれた活動指針として定められました。病院前の重症外傷患者を主として扱っていますが、観察のプロセスは内科疾患などにも応用可能です。
救急隊や医療従事者(医師・看護師等)を対象としたプロバイダーコース、非医療従事者などを対象としたファーストレスポンダーコースが設定されています。
地域のメディカルコントロールに関する講義
本学卒業生(米国シアトルEMT)による講義
JPTECファーストレスポンダーコース(講義)
JPTECファーストレスポンダーコース(実技)
演習4日目。本日は「横浜海上防災基地」での実習についてレポートします。本学が海上保安庁第三管区海上保安本部と包括連携協定を締結しており、救急医療学科のカリキュラムも充実した内容となっています。
【巡視船いず】
阪神・淡路大震災の教訓をもとに、大規模災害発生時に現場指揮所となるための指揮通信設備や、被災地への救援物資運搬能力などを備えた「災害対応型」の巡視船。学生たちは船内の視察のほか、搬送訓練やロープを用いた結索訓練、空気呼吸器の装備体験を実施させていただきました。
【海上保安資料館】
2001年12月に発生した九州南西海域工作船事件に関わる工作船や回収物が展示されている施設。日本周辺海域の現状や海上警備の重要性を、職員の方々の説明を受けながら視察させていただき、海上警備の歴史を学習させていただきました。
【特殊救難隊】
危険物積載船の火災消火活動、転覆船・沈没船内からの人命救出、航空機からの降下・吊り上げ救助など、専門的な知識と技能を必要とする特殊海難業務に対応する救助のスペシャリストです。今回の実習では、救急資器材と救助訓練を見学させていただいたのち、ハーネスを用いた吊り上げ救助体験も実施させていただきました。
【ライフジャケット着用体験】
マリンスポーツやレジャーなどで事故に遭われてしまう方もいる中で、自らの身を守るライフジャケット。今回の実習では、訓練施設のプールを使用させていただき、ライフジャケットの装着有無による体験を通して、ライフジャケットの重要性を体験させていただきました。また、特殊な訓練水槽ならではの過酷な気象条件下での救助の困難さについても、学生たちは体験を通して学習させていただきました。
【機動防除隊】
海上に排出された危険物等の防除措置や海上火災の消火及び延焼防止措置に関する指導、助言と関係者間の調整を行いつつ、必要に応じて防除措置を行う本邦唯一の専門部隊。学生たちは熱画像装置やガス検知装置の使用体験をさせていただきつつ、危険物流出事故発生時の装備品なども見学させていただき、きれいな海を守るスペシャリストを存在の重要性を知ることができました。
明日は演習最終日。前半は座学、後半はファーストレスポンダーとして行動できるようになるための実習を行います。
注)施設内での撮影は、許可を得て実施しています。また、各種訓練は海上保安庁職員の指導及び支援のもとで実施しています。
 
巡視船いず乗組員による訓練指導、資器材装着指導
海上保安資料館での展示物視察
 
特殊救難隊による資器材展示、訓練展示
訓練水槽での訓練
機動防除隊による資器材展示
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