救助救命のプロから学ぶ ~救助救命医療学演習を開講
救急医療学科では、1年次履修科目(必修科目)として「救助救命医療学演習」を開講しています。
この演習では、ファーストレスポンダー(最初の対応者)としての適切な対応方法を学ぶとともに、救急活動に必要な安全管理や救助活動の基本手技を修得することで、医療を学ぶ者としての模範的な行動や医療ボランティアや災害支援ボランティアなどの地域貢献活動を自発的に行うことのできる知識と技術の習得を目標としています。
プログラムには、JPTECファーストレスポンダーコースも組み込まれており、認定インストラクターによる実習も行われ、実習最終日には修了証が授与されます。
また、昨年度からは海上保安庁と自衛隊での実習も組み入れ、演習2日目となる9月12日には海上保安庁横浜海上防災基地で、翌13日には陸・海・空自衛隊の駐屯地・基地に分かれて実習が行われました。
特に横浜海上防災基地では、海上保安庁特殊救難隊による救助(外傷対応)訓練の見学と実習や、機動防除隊の機材説明と取扱訓練を実施させていただきました。
学生たちは1年次よりプロフェッショナルによる講義と実習を学習することで、幅広い分野における救助救命の実際を学び、将来の選択に繋げるものとしています。
海上保安庁施設での実習
陸上自衛隊施設での実習