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冬の野外活動実習~雪山での救命救助活動に挑戦!~

救急医療学科では、学内のシミュレーション実習で習得した基本的な救急救命処置を、災害現場を想定した特殊な環境で応用できる能力を身につけるため、野外活動実習を実施しています。

1年次は海、2年次は雪山、3年次は河川、4年次は山岳での野外活動実習を経て、あらゆる現場での応用力を身につければ、将来、どのような災害に直面しても、自分たちで考えて行動できる救急救命士に成長します。

また、野外活動実習では、救急救命処置を学ぶだけでなく、自然の雄大さ・美しさ・恐ろしさを学んだうえで、自然の中で行うスポーツを学び、共同生活で仲間との絆を深めることが出来ます。

2月に志賀高原で実施された雪山実習では、スキー初心者の学生も、最終日には焼額山の山頂からスキーで降りてこられるようになりました。体育大学ならではの「スポーツ×救急救命」の相乗効果で、ひとつの実習を終えると学生は一層成長していきます。

本実習の教育効果については検証され、教員が論文としてまとめています。日本体育大学は、災害現場で活躍できる救急救命士の養成に取り組んでいます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaamkanto/42/2/42_14/_pdf/-char/ja

公開日 : category : 教育・研究