新型コロナウイルスワクチン職域接種に係る講習を実施
本学では6月21日(月)から新型コロナウイルスの職域接種が開始されました。
第1回接種は去る6月30日(金)まで実施され、第2回接種は、7月19日(月)から7月30日(金)まで東京・世田谷キャンパスと横浜・健志台キャンパスの2か所で実施されます。第1回接種では救急医療学科の教員(医師・救急救命士教員)は、問診及び経過観察の救護担当として従事しましたが、第2回接種からは救急救命士教員も接種担当を行うことになりました。
このことから厚生労働省で定められたガイドラインに基づく講習会を、本学救急医療学科と大学院保健医療学研究科に所属する救急救命士を対象に、7月2日(金)に横浜・健志台キャンパスで実施しました。
救急救命士は指定された座学講習をe-learningで受講したのち、本学救急医療学科の小川理郎先生(救急指導医)によるワクチン接種やその関連知識についての講義の受講と実技講習を実施しました。そして、座学講習と実技講習の修了を経て小川先生による署名を受けた16名の救急救命士によるワクチン接種が第2回接種から可能になります。
本学で実施しているワクチン接種は「大学拠点接種」に位置づけられており、学生・教職員やその家族のほか、地域関係者も接種対象者になっています。地域の負担軽減とワクチン接種の加速化を図るとともに、本学救急医療学科が有する人財や資源を用いて、皆様の安心・安全な日常を取り戻す取り組みを続けてまいります。
小川理郎先生(本学保健医療学部救急医療学科長)によるワクチン接種についての講義
ワクチン接種の実技指導
実技講習は、小川理郎先生と横田裕行先生(本学大学院保健医療学研究科長)の救急指導医2名による指導と監修のもとで実施しました。
本学大学院保健医療学研究科に所属する救急救命士(大学院生)も講習を受け、ワクチン接種に向けた準備を進めます。
医師監修によるロールプレイング実習前の手技確認では、シミュレーターのほか、タコ、鶏肉、ウインナーソセージ、フランスパンを使用しての練習も実施しました。