開講2日目(本日)と3日目(明日)は、自衛隊における救急救助を学習するため、防衛省施設での実習です。学生たちは防衛省(東京・新宿区)と陸上自衛隊三宿駐屯地(東京・世田谷区)の2つに分かれて実習を行います。
 
防衛省では主に、市ヶ谷記念館と省内施設の視察を中心とした実習を行わせていただきました。極東国際軍事裁判の法廷として使用された大講堂を移築・復元した市ヶ谷記念館では本邦における防衛の歴史を学習し、省内の各施設の視察では有事の際の初動体制などについて学習することができ、学生たちは地域の枠を超えた広域救助体制を知見として得ることができました。
防衛省施設での実習レポートは明日も続きます。ご期待ください。
 
注)省内での撮影は、許可を得て実施しております。
 

防衛省構内視察

市ヶ谷記念館視察

大本営地下壕(第二次大戦時の防空壕)視察

隊員食堂での喫食体験(感染対策実施)

救急医療学科1年次履修科目である「救助救命医療学演習」が、本日(8月22日)より東京・世田谷キャンパスで開講となりました。

本科目は、到達目標として(1)ファーストレスポンダーとして救急隊到着までの適切な行動ができること、(2)最前線で活躍する医療者となるための基礎として、安全管理や救助活動について修得することの2点を定め、2018年度から開講しています。

履修学生は、上記の到達目標を修得することにより、ボランティア活動などの地域貢献や、救急救命士養成校の学生として、学内・学外で模範的な行動がとれるようになるだけではなく、救急救助のスペシャリストである講師から講義を受けることで、救助現場における最新の医学的知識を学ぶこともできます。

初日となる本日は、医療機関で勤務する本学教員・東京消防庁消防官・海上保安官・国際山岳医を講師にお招きしての講義を行いました。

明日以降は、本科目開講後初となる外部機関での実習が始まります。1年次から救急救助に関する知識と技術を学べることは、本学ならではの取り組みです。ご期待ください。

本学教員による講義(医療機関における救急救助)

東京消防庁消防官による講義(消防機関における救急救助)

海上保安官による講義(海上保安庁における救急救助)

国際山岳医による講義(山岳における救急救助)

9月4日(日)に救急・災害医療を学ぶ公開講座を行います!!

8月25日が申し込み締め切りですので、奮ってご参加ください!!

スポーツ救急・VRを使用した救命蘇生講習会

10:00-11:30

本学が作成したVR動画で、実際の救急現場の様子をリアルに体験してもらいます。

最先端のトレーニング機材を用いて実技中心に行い、講師や学生インストラクターが丁寧に教えます。

お申込み・詳細はこちらから

1-1_VRを使用した救命蘇生講習会のサムネイル

災害時の対応講習会(災害図上訓練DIG)

13:00-14:30

大災害が発生した事態を想定し、街の構造、避難場所、危険が予測される所を地図に書き込んでいく、地図上で行う避難訓練です。

お申込み・詳細はこちらから

2_災害時の対応講習会(災害図上訓練)DIGのサムネイル

 

災害時の対応講習会(避難所運営HUG)

16:00-17:30

避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置し、避難所で起こる様々な出来事に対応できるかを模擬体験します。

お申込み・詳細はこちらから

3_災害時の対応講習会(避難所運営)HUGのサムネイル

6月30日、佐倉市八街市酒々井町消防組合のご協力をいただき、現場で活躍中の女性消防官5名と救急医療学科学生のWEB座談会を開催しました。

ご参加いただいた女性消防官は5名とも救急救命士で、救急隊長として部隊を率いているリーダー、指令センター指令管制員、ポンプ機関員、ドローンオペレーター、人事担当、救助隊員など、様々な分野で活躍されていました。また、出産や育児と仕事の両立についても、経験を踏まえてお話ししてくださいました。

参加した学生からは、「皆さん、とてもかっこよかった!」「現場で女性が必要とされていることがわかった」「こういう生の話を聞きたかった!」などの声があがりました。終了時間を過ぎても画面越しにトークが盛り上がり、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

救急医療学科では、女性救急救命士の活躍を推進しており、救急救命士が男女ともに活き活きと自分らしく活躍できるキャリア教育を行っています。

遠隔中継による座談会

真剣に話を聴く学生たち

質疑応答

認知症サポーター養成講座は、厚生労働省の認知症施策として、各自治体で開講されています。
今回は、救急医療学科3年生の「医療コミュニケーション学」講義の一環として、地域ケアプラザ・区役所・町会・社会福祉協議会・介護ボランティア団体等で「キャラバンメイト(認知症サポーター養成講座講師)」の認定を受けている講師からご指導いただき、学生70名が受講しました。
地域の皆様から認知症患者への実際の対応を聴き、学生は「家族に教えたい」「知っているつもりだったが理解していなかったことがあった」「地域で認知症と思われる方を見かけたら手を差し伸べたい」などの感想を述べました。受講した学生には、認知症サポーターの証であるオレンジリングが授与されました。

地域ケアプラザ講師による説明

オレンジリングと修了証

地域の取り組みについての講義

社会福祉協議会長より講評をいただきました

6月18日、横浜・健志台キャンパスでは2回目となる外傷セミナー(JPTECプロバイダーコース)を開催しました。
JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)とは、外傷病院前救護ガイドラインの略で、日本救急医学会公認のプレホスピタル(病院前)での外傷教育プログラムです。医師向けの外傷初期診療ガイドライン日本版(JATEC)との整合性があり、病院前から病院内まの流れを一貫した標準的な外傷教育コースとなっています。
本日のコースでは、救急医療学科所属の4年生のほか、地域の消防機関や医療機関からも受講生としてご参加をいただき、徹底した感染対策のなかで開催することができました。
防ぎえた外傷死を減らすため、また、その活動を担う医療従事者を一人でも多く育成してゆけるよう、救急医療学科は貢献してゆきたいと考えています。
開催にあたりましてご協力をいただきました関係者の皆さま、ありがとうございました。

6月11日(土)、日本体育大学社会貢献推進機構主催の公開講座で、救急医療学科教員と大学院生が講師となり、高齢者の救急医療に関する講習会を行いました。

救急医療学科の教員は、国内外の消防機関や医療機関などで救急業務に携わった経験を持ち、さらに、大学院で救急医療に関する研究を重ねてきた「救急のスペシャリスト集団」です。
知識や経験を地域に還元するため、当講座を開催したところ、高齢者のみならず、様々な世代から多数の受講者が集まりました。

受講者から、「すぐに実践できる内容もあり、大変ためになった」「身体の仕組みを知って、普段の生活で気を付けることがわかった」「また次回も参加したい」などの感想をいただきました。

認知症予防体操

正しい手洗いの実践

質疑応答とディスカッション

本学科3年生で履修可能な、

野外活動実習Ⅲ(河川)の紹介動画が公開されました。

山口県山口市消防本部の水難救助隊の皆様から、直接指導して頂きます。

人を助けるには、まず自己管理

を体験から学べる実習です。

ぜひ、ご覧ください!

Our paramedic program has water rescue training. Paramedic students are taught directly by the water rescue team in Yamaguchi FD. Let’s check it out!!

 

本学科1年生が7月に行う野外活動実習Ⅰ(海)の紹介動画ができました。

初日と最終日では全く異なる学生になります。

自己管理・バディ愛・チーム愛が学べる素晴らしい実習です。

ぜひご覧ください!

日本体育大学保健医療学部救急医療学科は、一般社団法人F・マリノススポーツクラブが取り組むAED/CPR(心肺蘇生法)啓発活動「#命つなぐアクション」をさらに推進していくために、連携していくことをお知らせいたします。

「#命つなぐアクション」における日本体育大学保健医療学部との連携について

今後の主な取り組みとして、

①日産スタジアムでの横浜F・マリノスホームゲームにおけるAED配備を含む救護体制サポート

②ホームタウン内でのAED/CPR講習の実施

をさせて頂きます。

本日5月7日(土)に日産スタジアムで開催される明治安田生命J1リーグ第12節名古屋グランパス戦より、本学科に所属し救急救命士を志す学生と、救急救命士資格を持った大学院生または教員がAEDと救護セットを携行したライフサポートチームとして、スタジアム内を巡回いたします。国内最大級の大きさを誇る日産スタジアムにおいて、有事の際に少しでも早くAEDを届け適切な処置を施せる体制を組むことで来場する皆様が安心して観戦できる環境づくりをサポートさせていただきます。

また、巡回する学生の皆様には「#3」の背番号が入ったビブスを着用させていただきます。ご来場する皆様の目に触れることで、AED/CPRの重要性を伝えていきます。

感動というGOALをすべての人に。

そして、「SAFETY」・「FAIR PLAY」・「TEAM WORK」の行動基準を守り

救護活動をさせて頂きます。

スタジアム等で見かけた際は、声をかけて頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。

◎「#命つなぐアクション」について

「#命つなぐアクション」は、2011年8月4日に急性心筋梗塞のため急逝されたクラブのレジェンド・松田直樹さんのような悲劇を二度と起こさぬ為に2019年にF・マリノスから始まった「シャレン!活動」です。クラブでは、CPRやAEDの使い方など命をつなぐためのこのアクションをマリノスファミリー全体、そしてホームタウンの子どもたちなど一人でも多くの人に知ってもらうための活動に取り組んでいます。ホームタウン内でのスポーツ中の突然死ゼロを目指すと共に、この取り組みを通じて松田直樹さんの魂を継承していきます。

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