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外傷セミナー(JPTECプロバイダーコース)を開催

昨日、横浜・健志台キャンパスにて第3回青葉台外傷セミナー(JPTECプロバイダーコース)を開催しました。

東京・世田谷キャンパスでの開催も含めると本学での開催は延べ4回目の開催となり、本学学生・大学院生のほか、海上保安庁、地域消防機関・医療機関からも受講生として参加していただきました。

また、コースに並行して午後には、自治体連携プログラムの一環として、神奈川県小田原市の小学生と教職員の皆さまにもコースを見学してもらい、防ぎえた外傷死を無くすため、ひとりでも多くの人たちに病院前外傷救護の重要性を感じていただくこともできました。

産官学連携も含めた救急医療に関する学びを得られるのは本学ならでは特徴でもあります。今後も引き続き、関係の皆さまとの連携を密にさせていただきながら、教育・研究活動に取り組んでまいります。

    

コースでは、講義(ミニレクチャー)に引き続き、デモンストレーションも行われています。

小学生による電動ストレッチャーの体験使用も行われました。

 

【JPTECとは】

Japan Prehospital Trauma Evaluation and Careの頭文字をとり、ジェイピーテックと呼ばれています。すべての病院前救護にかかわる人々が習得すべき知識と体得すべき技能が盛り込まれた活動指針として定められ、医師、看護師、救急隊・救急救命士が共通の言語・キーワードに基づき、円滑な救命活動を行うために取り組まれている教育コースです。

コースでは、病院前の重症外傷患者を主として扱っていますが、重症患者観察のプロセスは内科外科疾患全般にも応用可能あり、救急隊到着前までのファーストレスポンダー(最初に救護に携わる人たち)への教育コースなども展開されています。

公開日 : category : 教育・研究, 活動報告, 社会貢献