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認知症サポーターとして地域を見守ります!

救急医療学科では、3年次「医療コミュニケーション学」の講義の一環として、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。当講座は、厚生労働省の認知症施策の一環として、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成し、高齢者等にやさしい地域づくりを推進することを目的としています。

現在、全国の救急搬送人員のうち6割以上を高齢者が占めており、救急救命士を目指す学生にとって、認知症傷病者への対応は実務に必要な項目のひとつです。今回の講座では、社会福祉士・看護師・区役所職員・郵便局長・ボランティア団体など様々な立場の講師が体験談を交えてお話をしてくださり、学生は「認知症傷病者の家族として」「その場に居合わせた救急救命士として」など状況を設定した寸劇にも挑戦してみました。講座を修了して、社会福祉協議会長から受講カードとオレンジリングを受け取った学生は、地域に見守られる側から見守る側に、また1つ成長することができました。

なお、講座の様子は、廣田新聞店発行の地域新聞「ひろたりあん通信」にも掲載していただきました。

https://hirotarian.ne.jp/hirotarian/backnumber/hirotan/2023/07

 

公開日 : category : 教育・研究, 活動報告, 社会貢献