日本初!!災害医療ロジスティクス演習in新上五島町
8月15日から18日にかけて、災害医療ロジスティクス演習in新上五島町が行われました。
本学では、2019年から災害ロジスティクス演習という科目が開講されています。(過去の演習の様子はこちらから)
今回、日本で初めてとなる、長崎大学医学部の医学生と本学の救急救命士を目指す学生がコラボをして、
新上五島町にて災害医療ロジスティクス演習を行いました。
学生は医学生2名と本学学生2名の計4名1グループとなり、3グループで活動しました。
初日に災害医療ロジスティクスの基礎を学んだ後、2日目から上五島に入り、
奈良尾地区の皆様のご自宅に訪問しインタビューを行いました。3日目は避難所設営と医療機関支援を経験し、
4日目に報告会を行いました。
肉体的にも精神的に追い込まれた状況で、効率よく情報をまとめる難しさを経験しました。また、医学生との視点の違いを学びました。そして、災害支援を行う上で最も大事な「相手の立場を考える力」を、新上五島町の皆様との交流を通して学ぶことができました。
企画側として一番伝えたかった、最後は「人間力」が伝わっていたこと、「肉体的にも精神的にもきつかったけど、ものすごく楽しかった」「今までの人生の中で今回の演習ほど人の心の温かさを感じたことがない」など学生からのコメントから、言葉では言い合わらせない感動がこみ上げてきました。そして、この演習の企画も人と人とのつながりと人間力によって成り立っていたことを実感し、目にも感動がこみ上げてくる演習となりました。
最後に、この企画を一緒に実現してくださった奈良尾地区出身の長崎大学山下先生に感謝申し上げます。
新上五島町の皆様と、山下先生と、今回参加してくれたスタッフの皆様と、今回参加した学生と、人と人とのつながりを拡大させて、来年はさらに素晴らしい演習にしていきます!!
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