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学内臨地実習を実施しました

救急医療学科では、先月30日より延べ5日間の日程で学内臨地実習を実施しました。
この実習は、2年次及び3年次履修科目である「救急車同乗実習」の履修学生を対象に開講しているプログラムの一つです。

学内臨地実習は、新型コロナウイルスの流行により消防機関での実習確保が困難となった2020年度より新たに開始した実習プログラムであり、保有する救急車と横浜・健志台キャンパス内の施設を活用し、学生が出動から医療機関収容までの一連のフェーズを実活動として行う実習です。

また、本実習は医師・救急救命士資格を有する教員による指導のほか、地域消防機関の現役救急救命士の方々にも来学していただき、救急活動に対するフィードバックをいただいたり、各地域のMC体制と救急活動について学習することができる実習ともしています。

この実習をとおして、一人でも多くの即戦力となる救急救命士の輩出に努めてゆきたいと思います。


※ MC体制:Medical Control体制
救急現場から医療機関へ傷病者(患者)が搬送されるまでの間における、救急救命士を含めた救急隊員が行う処置などの質を医学的観点から保証する体制。
体制は都道府県や地域単位で敷かれている。
※ 救急車の運行・安全管理は、本学教員にて実施しています。

 

公開日 : category : お知らせ, 教育・研究