UMBC海外研修
この研修は、米国のメリーランド州に位置するメリーランド大学ボルチモア・カウンティ―校(UMBC)の協力のもと行われています。
UMBCが位置するメリーランド州ボルチモア郡は、ワシントンDCやニューヨークなどの主要都市に近く、大学の周りには多くの自然がありとても恵まれた場所にあります。
また、UMBCは多国籍の学生が多く集まり、日本人が少なく英語を学ぶ上では常に良い刺激を受けることができます。
例えば午前中は、UMBCで医療コミュニケーションを学び、実際にUMBCの救急救命士科で学んでいる学生の授業に参加します。
ここでは、自分の意思を伝えようとする気持ちが常に必要であり、多くの意見交換をしながら過ごします。
英語が不得意でも身振り手振りで一生懸命伝えることに意味があると、身をもって実感することができます。
午後はダウンタウンにある外傷センター視察、消防署見学や救急車同乗実習などの貴重な経験ができます。
普段の授業などでは見たことのない聞いたことのないことばかりで、常に身が引き締まるような状態で学ぶことができます。
特に、救急車同乗実習では一晩消防署で過ごし、救急要請があれば救急車に同乗するという臨場感満載の中で実習を行います。
日本の救急医療システムを学んだうえでこの救急車同乗実習を参加すると、疑問に思うことや驚愕することが多々あります。
参加した学生は、午前中に学んだことを生かし、積極的に職員の方とコミュニケーションをとり意見交換などを積極的にしている姿が見受けられました。
この研修を通し、自分自身が思ったよりも成長することができます。
貴重な経験がたくさんできますが、何よりも人との関係を多く持つことができる研修であると思います。
文化の違いや言葉の違いがあったとしても、一生懸命にやっていればたくさん学ぶことができます。救急医療の知識や語学力を身につけるだけではなく、人間的にも大きく成長できる研修となっています。