TA(Teaching Assist)について
大学院では、救急医療学科の講義や実習の補助として、TA(Teaching Assistant)制度を導入しています。
TA制度は、「大学院生に対し、教育的配慮の下に、学部学生に対するチュータリングや教育補助業務を行い、大学教育の充実と大学院学生のトレーニングの機会提供を図ること」を目的とした制度で、近年日本の大学教育に多く採用されつつあります。
大学院生は主に、救急医療学科1~4年生のシミュレーションや野外活動実習、救助救命医療学演習等における学生指導や授業の準備を行っています。
本学救急医療学科を卒業した院生は、過去に講義や実習の受講経験があることが、学生にとっては心強い存在となります。一方で、大学院に通う傍ら救急医療の最前線で働いている院生は、日々進歩する救急医療現場の最新の情報や経験を学生に提供できることが強みです。
学生に対する教育・指導に参加することで、学部生への教育活動の活発化や充実に寄与するだけでなく、大学院生自身が主体的に学ぶ姿勢や責任感を身に付けることができるようにもなります。
また、学生から進路や卒業研究の相談を受けることもあり、学生が話しかけやすい存在として様々な相談や質問に乗ることもあります。教員よりも学生に近い立場として、学生をサポートしています。