大学院での活動をご紹介します
大学院生 Aさん
日本体育大学 保健医療学部 救急医療学科 卒業
日本体育大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 救急災害医療学コース 修了
日本体育大学大学院 保健医療学研究科 救急災害医療学専攻 入学
救急蘇生・災害医療学研究室は、「救急医療」「蘇生医療」「災害医療」の3本柱で、それぞれ国際的な立場で実践活動・指導できる人材の育成をしています。また、本学大学院の理念として「臨床」「教育」「研究」の3つを掲げています。私は、大学院に入学し、研究室の3本柱と大学院の3つの理念を基に貴重な経験をしました。「臨床」「教育」「研究」の視点から私が経験したことを紹介させていただきます。
「臨床」
私は、都内のドクターカー運用を行っている救命救急センターで臨床の経験を積んでおります。
ドクターカー運用に携わることで救急隊とは違った病院前救急医療に関する経験も積んでおります。
病院前での傷病者対応から救命センターでの対応、集中治療、そして一般病棟での経過を経て退院するまでの流れを臨床現場で追えることは非常に貴重なことだと考えております。傷病者の予後を見越した対応、観察ができるように日々学んでおります。
「教育」
2018年に初めて本学で開催した日体大学生メディカルラリーの企画、運営をしました。
学部生の時に他大学と協力して開催した学生メディカルラリーの経験を基に日体大でも開催したいと思い、企画致しました。
本学大学院に1期生として入学したため、研究科としての歴史は無くこれから築いていく状況でしたが、大学院生個人のやりたいこと、実現したいことに対して柔軟に対応していただきました。1期生として入学した強みだと思っております。結果的には、研究科や本学救急医療学科の範囲を超えた学生メディカルラリーを開催することができました。
「研究」
修士論文執筆は最低限必要なことですが、大学院を超えた研究グループとの研究に携わることができ、世界で活躍する研究者のもとで学ぶことができました。
大学院の授業でも研究に関する基本的事項や統計処理、論文執筆に関しての授業はありますが、修士課程からOn the job trainingで学べることは研究者の第一歩の立場からして非常に貴重で充実した時間となりました。
私は現在、修士課程を修了し本学大学院博士課程に所属しています。私が2年間で経験したことは上記以外にも「救急」「災害」「国際」分野などたくさんあります。ご質問等ある方は、いつでもホームページ問い合わせ欄からお問い合わせください。